橘から槇神社構成員への通達

外衆各位へ

今年も新米の収穫の季節になりました。米の収穫と保管・流通および消費に関して改めて充分に注意するようお願いします。

真木産の米を食べると、槇神社の結界が可視化されます。この効果は摂食後すぐから4~6時間後まで持続します。

近年、真木で収穫した米を食べた外来者が結界内に迷い込む事故が散発しています。承知の通り、われわれ真木の祝部以外の者にとって結界内は大変危険です。以下のルールを守って安全に米を消費するよう、真木の各農家へ注意喚起をお願いします。

・収穫した米は自家消費するか、できるだけ遠い地域へ出荷してください。

・他所からの客に自家製の米を提供した場合、食後は必ず真木の事情を知る者と行動を共にして結界に近づかせないよう十分注意してください。

・真木産の米を米粉などに加工して調理した菓子や加工食品を不特定多数が手に取れる手段で流通させないようにしてください。自家消費の場合は外来者に提供しないでください。

また、万が一結界内に迷い込んだ外来者を発見した場合は以下のように対処願います。

・できるだけ拝殿エリアで発見して、穏便に追い返してください。

・奥院エリアまで侵入された場合は不用意に触らず監視してください。発見報告は速やかに橘まで。

・橘が対処したあとは、侵入者が自宅に帰りつくまで監視を続けてください。

・侵入の原因になった食品は必ず回収してください。

追記:
以前、外来者の侵入の原因となった米粉のドーナツが差し入れとして社務所に届きました。回収ののち皆で分けてください。